カウンセリングの理念

「自分」が減るとは?

1.「あなたにとって大事なものは?」と聞かれて、何を思い浮かべますか?

「仕事」「家族」「お金」「名誉」などを思い浮かべる人が多いかもしれませんね。

でも、一番大切なのは「自分」ではないでしょうか?なぜなら「自分」がなくなれば、先に思い浮かべたものもすべてなくなってしまうのですから。

しかし、こんな大切な「自分」を日頃はあまり振り返らないのが私たちです。そして、いつの間にか「自分」が減っているということがよくあるのです。

 

2.「自分」が減るのは、どんな時でしょう?

「自分」以外のこと(仕事、依存対象、心配ごとなど)に常時とらわれているとき

「自分」を抑えて相手の顔色をうかがったり、周りの都合に合わせているとき

「自分」を責め、後悔ばかりしているとき

「自分」にとって大切な存在をなくしたとき

「自分」を分かってくれる人がいないとき   など

 

3.「自分」が減るとどうなるのでしょう?

自分を動かすエネルギーが減っていきます。その結果、やる気が出ない、むなしいなどの気分に襲われ、心も体も動かなくなります。

 

4.「自分」が減っていると自覚したら

自分が減ってくると、自分は何の価値もないという否定的な気持ちが強くなります。その結果ますます自分が減るという悪循環に陥ります。まず、その悪循環を止め、現状を見直すことが必要です。

でも「自分」減っているときには、とても孤独で、周囲に自分の気持ちを話せなくなっています。そんな「自分」に向き合っていくには、「自分」に寄り添い分かってくれる存在が必要です。

カウンセリングは、そんな存在、そんな場所の一つです。

 

5.「自分」を人生の主人公に!

自分の気持ちを抑えず大切にする、自分らしい生き方を探していく、それが「自分」を減らさず増やすことにつながります。

大切な「自分」を脇役ではなく、人生の主人公にしていきましょう!