私たちはいろいろな癖を持っています。靴を履く時は必ず右からとか、大事な時に食べるものを決めているとか。癖を守ることで自分の型を作り、自分を守っているのかもしれません。
しかし自分では気づかない困った癖も多々あります。
つい頼まれごとを引き受けてしまう、つい相手に合わせて同意するなど、自分より相手を優先させる癖はなかなか取れません。相手を怒らせたくない、相手を喜ばせたいなどの気持ちが自動的に働いていることが多いからです。
幼少時、親などの大事な大人との間で覚えた不安がいまだに存在しているのです。相手を怒らせると、見捨てられるのではないかという不安です。実際は相手の機嫌が悪かっただけなのに、自分が怒らせたと思い不安になるのです。
このように不安から自分を守るために作った癖は、その度に不安がよみがえり反射的に出るため、なかなか取れません。そして、相手を優先させる癖のため、自分が抱え込むことが増えて疲れ、抑うつ的になったりします。
抑え込んでいた不安な体験を、安心できる環境で話せるようになるといいですね。不安な体験が癒されるにつれ、行動も変わってきます。
