近々、国政選挙があるようです。
選挙とはどうやって票を集めるかに尽きます。そこで選挙民が何を不安に思っているか、何を望んでいるかを読み取り、政策という形に変えて訴えるのです。底に流れているのは、不安や願望という感情です。
どんな集団でも、不安や願望が発生しますが、どう対処するかで集団の在り方が変わります。例えば家庭で子供たちが不安を持てば、親達大人がそれを受け止め対処法を考えたり、一緒に不安に耐えてくれたりします。願望も同じく大人たちが受け止め、共感したり、実現に向かって助けてくれたりします。
このように、不安や願望などの感情は、特に子供は受け止める相手を必要とするものです。
家庭内で大人がこのような感情を持つと、別の大人が受け止めようとしたり、一人で何とか持ちこたえたります。これができないと、不安や願望は子供に向かいます。子供は家庭しか生きる世界がなく逃げることができないので、何とか受け止めようと、親の不安を静め、願望を実現しようとします。
集団内に存在するこのような感情、特に不安に支配され、自分の感情がよく分からないまま成長する子供は多いものです。
自分の感情が分からないまま生きていると、周囲に合わせることができても、いつも不安で自信が持てません。何かのきっかけで、周囲に合わせる生き方が行き詰まり、別の生き方も分からず、うつ状態になることがあります。
ここで、集団や誰かの不安や願望を受け止める生き方を、手放す時が来たのです。周囲の不安や願望を引き受けて、それが自分の生き方になっていないか?そのことで、自分の感情を押し殺してないか?
今度は周囲の感情ではなく自分の感情と向き合って行くのですが、まずは自分の感情を探すことから始まります。
