17日 9月 2023
私達は、生まれた瞬間から、泣くという自己表現を始めます。そうすると、「元気な子だね。よしよし」と笑顔が返ってきます。自分の気持ち、表現が、相手と分かち合われたのです。...
03日 9月 2023
最近「親といるとなぜか苦しい」(リンジー・C・ギブソン)という本を読みました。大人になれない親を持った子供達が味わう苦しみと、そこから自由にはどうしたら良いかが書かれた本です。 私もこの本に触発され、次のようなことを連想しました。...
19日 8月 2023
人の行動は「~だからそうした」と語られがちです。例えば、経済的に恵まれなかったので、進学しなかったなどです。周囲や社会の状況のため、そのような行動の決定がされていると考えられがちです。 そのような要因があったとしても、行動を決めるのは人の心です。...
06日 8月 2023
「エデンの東」は1955年のアメリカ映画ですから、今から68年も前の映画です。 旧約聖書のカインとアベルの兄弟の物語(兄カインが嫉妬から弟アベルを殺し、楽園のエデンを出て東の地に去る)を下敷きに書かれた、J・スタインベックの小説を映画化したものです。 主演のキャル(聖書ではカイン)役のジェイムス・ディーンを、一躍有名にした映画でもあります。...
24日 7月 2023
人は、自分を自分の姿を見ることができません。鏡に映して自分の姿を捉えることができますが、反転した姿なので、他者が見ている自分とは異なります。 同じように、自分が自分を分かることはなかなか難しいものです。世間の基準や親の評価から考えたり、人と比較したりして自分を分かろうとしますが、基準が外側にあるのでいつも承認を必要とします。...
08日 7月 2023
私達は滅多に裁判の当事者になることはありませんが、ニュースやドラマで裁判のシーンはよく見ます。 民事裁判では原告が被告を訴えます。両者の言い分を聞いて裁判官が判決を下しますが、原告と被告の言い分は、真っ向から異なることが多いものです。それぞれが自分の方が真実だと、懸命に陳述します。...
25日 6月 2023
私達人間は、生きて行くために物語を必要としています。 幼い頃から、両親や祖父母達が語ってくれるお話、絵本やアニメ、小説、ドラマなど、日々物語に囲まれて成長します。物語に自分を重ね合わせ、一喜一憂します。そして、強く意識しないまま自分自身の物語を作りつつ生きているのです。主に家庭という舞台、家族という出演者で構成される物語です。...
10日 6月 2023
自分の一生がどう展開するかは、最後まで分かりません。その中で、最後まで自分をプロデュースし続けるのが、私達の人生です。 自分をプロデュースするなら、自分をよく知らないとうまくできないでしょう。私達は、ある日この世に一人で産み落とされます。その日から自分の謎を解いて、自分を知っていかないといけないのです。...
26日 5月 2023
気分の落ち込みは誰しも嫌なものです。それがずっと続くうつ状態になると、出口の見えないトンネルに入ったようで、この世で一人になったような苦しみが続きます。...
13日 5月 2023
以前のブログ「人生最大のプレゼント」で、人生最大のプレゼントとは安心感だと書いたことがあります。 安心感に支えられた人生と、不安に満ちた人生では天と地ほどの違いがあります。穏やかで平和な土地で生きるか、災害ばかり起こる土地で生きるかの違いほどに例えてよいでしょう。...

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